岡田准一『永遠の0』『風立ちぬ』に並ぶV8!興収70億円突破!
映画週末興行成績
先週末は全国の広い範囲で大雪に見舞われたが、そんな中で興行通信社が10日に発表した全国映画動員ランキングでは、映画『永遠の0』が8週連続1位を獲得し、昨年7月に公開された宮崎駿監督作品『風立ちぬ』が持つ連続1位記録に並んだ。土日2日間の成績は動員12万8,392人、興行収入1億7,139万900円。累計成績は動員578万7,020人、興収70億9,707万2,750円と累計70億円を突破している。
公開2週目の『抱きしめたい -真実の物語-』は2位で、累計動員56万3,727人、累計興収6億6,113万3,850円。人気アニメシリーズの劇場版第2弾『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』は3位に初登場。全国94スクリーンという公開規模ながら、土日2日間の成績は動員7万3,716人、興収1億3,047万9,900円を記録した。
2人のF1レーサーの命懸けの闘いを描いた『ラッシュ/プライドと友情』が4位に初登場。KinKi Kidsの堂本光一と堂本剛が日本語吹替版の声優を務め、声優としては初共演を果たしている。全国629スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員6万5,688人、興収8,492万600円となった。
公開2週目の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は5位。大雪の中、都内劇場には若い20代・30代の男女層&映画ファンが駆けつけ、満席が相次いだ。累計動員は34万8,521人、累計興収は4億2,416万円。同じく公開2週目の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は6位。公開3週目の『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』は7位。公開5週目の『トリック劇場版 ラストステージ』は8位。同作の累計動員は121万9,308人、累計興収は15億6,169万7,400円で、興収15億円を突破している。
そして公開3週目の『小さいおうち』は9位。累計動員は57万9,549人、累計興収は6億857万2,500円。公開4週目の『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』は10位、公開4週目の『黒執事』が11位と続く。また、初登場の新作では、『スノーピアサー』が13位に、『ニシノユキヒコの恋と冒険』が14位にそれぞれランク入り。また、今週はベストテン圏外だが、『ゼロ・グラビティ』が累計動員189万6,168人、累計興収30億1,901万1,900円で、ついに興収30億円を突破した。
今週末は『土竜(モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI』『エージェント:ライアン』『大統領の執事の涙』『エヴァの告白』『ハリケーンアワー』『ハロー!純一』『17歳』『家族の灯り』『祖谷物語 -おくのひと-』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)