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デヴィ夫人に平手打ち依頼が殺到

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騒動後の悩みを打ち明けたデヴィ夫人
騒動後の悩みを打ち明けたデヴィ夫人

 13日、タレントのデヴィ夫人が都内で映画『大統領の執事の涙』公開記念イベントに出席し、「もう最近、会う人会う人から平手打ちをしてくれって頼まれて困るのよ」と告白。デヴィ夫人は先日、テレビ番組の収録中に出演女性を平手打ちしたとして話題になっていた。

映画『大統領の執事の涙』フォトギャラリー

 イベントには、ドミニカ共和国元大統領を曽祖父に持つタレントのユージが執事の映画になぞらえてタキシード姿、インドネシア・スカルノ元大統領夫人であったデヴィ夫人も自前の真っ赤なイブニングドレスで登場した。

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 アメリカのオバマ大統領も鑑賞し、「目に涙あふれた」と絶賛している話題作の感想を聞かれ「観終わったとき、ドーンと胸に来て立ち上がれなかった。リンカーンによって奴隷制度が廃止されたと思ったが、その後も奴隷が売買されていたりと差別が続いていた。黒人の苦しみが克明に描かれている」と高評価したデヴィ夫人。

 イベント後の囲み取材では、「淡路恵子さんの葬儀で着物を棺から取り出そうとしたそうですが」や、「都知事選では都知事候補をメルマガで応援したそうですが」など、最近デヴィ夫人の周辺を賑わせている話題についての記者たちの質問攻撃に、「それ映画と関係あるの? 皆さんどうでもいいことばかり取り上げて」とけん制した。

 また、平手打ち騒動にちなんで「わたしにも平手打ちお願いします」と懇願した中年男性記者に「あなたマゾなの? マゾ?」と突っ込み、記者待望の「平手打ち」は未遂に終わった。

 本作は7人の大統領に仕えた実在の黒人執事ユージン・アレンをモデルに、主演のフォレスト・ウィテカーが渾身(こんしん)の演技で観る者の心を揺さぶる感動作。(取材・文:吉井隆史)

映画『大統領の執事の涙』は2月15日より新宿ピカデリーほか全国公開

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