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スペインにあるウディ・アレンの銅像に汚損 性的虐待疑惑のせい

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ウディ・アレンとスペイン・オビエド市の銅像
ウディ・アレンとスペイン・オビエド市の銅像 - 写真:ロイター/アフロ

 スペインのオビエド市に設置されているウディ・アレンの銅像に、彼を児童虐待者よばわりする貼り紙がされるなどの被害が見られたという。

ウディ・アレンの新作『ブルージャスミン』場面写真

 Thinkspain.comによると、ウディは2002年にプリンス・オブ・アストゥリアス芸術賞を受賞した際に、この銅像を贈られたとのこと。ウディはオビエドをおとぎ話に出てくるような街で、この世のものとは思えない場所だとコメントするほど気に入っていたという。

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 しかし、街の人たちの思いは違うようだ。W.E.N.N.によると、先日、ウディの養女ディラン・ファローが7歳の時にウディから性的虐待を受けたと告白をした後、銅像の頭にはゴミ袋がかぶせられ、「児童虐待者はこの街から出て行け」「僕は児童虐待者です」とスペイン語で書かれた紙が銅像に貼られたとのこと。

 ディランに対する性的虐待疑惑は、最初に浮上した1992年に調査されたが起訴には至っていない。ディランの告白後、ウディはNew York Times紙で事実無根だと否定し、元パートナーのミア・ファローが娘をうその記憶で操作していると語っている。(澤田理沙)

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