東出昌大、宮藤官九郎、武田梨奈がゆうばりに!ニューウェーブアワード受賞!
北海道夕張市で今月末から開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」で新たな賞「京楽ピクチャーズ.PRESENTSニューウェーブアワード」が創設され、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の東出昌大、同テレビ小説「あまちゃん」を手掛けた宮藤官九郎、女優の武田梨奈が受賞者に選ばれた。今月27日の映画祭オープニングセレモニー内で表彰式が実施され、三人もゲストとして参加する。
映画人と映画ファンが交流を深め、新たな才能を発掘する場としても愛されているゆうばり映画祭。今回から創設された「ニューウェーブアワード」は、目覚ましい活躍を見せる映画人を、新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しいという気持ちを込めて表彰するものとなっている。
俳優部門で受賞した東出は、2012年に映画『桐島、部活やめるってよ』で注目を浴び、現在は杏と共演する「ごちそうさん」で大ブレイクを果たすなど大活躍。「ニューウェーブ」の名に「恥ずかしいような、怖いような、とにかく頭が下がる思いですが」としながら「この賞に恥じぬ仕事ぶりを今後もしていきたいと思います」と意気込みを語る。
また女優部門に輝いた武田は、世界を視野に日本を代表する女性アクションスターを目指し、『ヌイグルマーZ』などでそのスキルを発揮。アクション以外の作品『祖谷物語 -おくのひと-』などにおいてもその演技力が高く評価されている。本人は映画ファンの支える同映画祭での受賞に「愛と個性溢れるこの映画祭で、わたしの名前を挙げて頂き本当にうれしいです」と喜びもひとしおといった様子で「これからの日本映画に新しい波を起こせるように努力します」と気合を込める。さらにクリエイター部門に輝いた宮藤も「やった! ゆうばりで賞もらった!」と大喜び。映画の現場に携わって10年以上がたってからのニューウェーブアワードに「ちょっと気恥ずかしいですが、いつまでも初心を忘れずに、という意味ですよね。やった! 今後も精進します!」とコメントしている。
今年のゆうばりは俳優の斎藤工が審査員を務め、オープニングパフォーマンスに劇団EXILEメンバーが登場。期間中は常盤貴子、貫地谷しほりなどさまざまなゲストの参加が予定されており、例年以上の盛り上がりを見せることになりそうだ。(編集部・入倉功一)
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」は2月27日~3月3日までアディーレ会館ゆうばりほか北海道夕張市内各所で開催