スタローン対デ・ニーロ!夢のボクシング映画の予告編公開!あの特訓シーンも再現?
シルヴェスター・スタローン(67)とロバート・デ・ニーロ(70)が、長年ライバル関係にあるボクサーを演じる映画『リベンジ・マッチ』の予告編が公開された。老骨にむち打ちながら、互いの代表作を彷彿(ほうふつ)とさせるトレーニングに励む二人の姿に笑いを誘われる一方、意地をかけた男の熱いドラマをも期待させる映像となっている。
映画『ロッキー』のスタローンと『レイジング・ブル』のデ・ニーロ。ボクシング映画において比類なき代表作を持つ二人が、夢の対決を果たす本作。全米を熱狂させながら、最終決戦を前にリングを降りた二人のボクサー、レーザー(スタローン)とキッド(デ・ニーロ)が、30年ぶりの再会をきっかけに、世界中が注目する対決に挑む姿を描く。
予告編ではまず、その代表作を思わせるCGで再現された若き日の二人の勇姿が。そして30年後、老骨にむち打ってトレーニングに打ち込む様子が描かれるが、そこにはロッキーも実践した生卵の一気飲みに「今でも卵を飲むのか……」と弱音を吐くスタローンや、縄跳び中に「オッパイが女みたいに揺れてる」と笑われるデ・ニーロの姿が……。かつての名シーンを再現してみせながら笑いを誘う、二人のサービス精神に拍手を送りたくなる。
また少しもの悲しい笑いを誘う一方で、「世界中に笑われようが、お前と決着をつけたい!」と叫ぶキッドと、体を心配する恋人に「男の約束だ」と告げるレーザー、そして数か月間に及ぶトレーニングによって鍛えた肉体でリングに立つ、合計137歳の二人の姿には感涙必至。
デ・ニーロは本作のチャンス到来というテーマに心惹(ひ)かれたといい「老いぼれ男にとって、現役復帰はチャンスの再来どころじゃない。たっての悲願、待ち続けた夢なんだ」とコメント。一方のスタローンは、デ・ニーロの「僕らが共演するなんて、2度とない一大イベントだよ」との電話で出演を決意。ファイトシーンの撮影は9時間にも及び、ノースタントで本気でパンチを打ち合う二人の姿はスタッフ全員の感動を呼んだという。二人のスターが、まさに本気で挑んだガチンコ対決への期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『リベンジ・マッチ』は4月4日より全国公開