アリス十番・立花あんな、殺害予告犯逮捕に安堵
アイドルグループ・アリス十番の立花あんなが16日、殺害予告犯の逮捕を受けて、これまでの不安と現在の安堵(あんど)の気持ちをオフィシャルブログにつづった。
アリス十番のオフィシャルサイトによると、昨年5月頃から「第二の酒鬼薔薇聖斗」を名乗る人物が立花のブログのコメント欄などで執拗(しつよう)に殺害予告を行うようになり、犯人のツイッターやブログでも「刃物で傷つけること」を想像させる記事を繰り返し投稿し、さらには日時を指定して殺害予告をだしてきたため警察に被害届けを出したという。アリス十番の公演等には常に私服警官が配備され、立花は握手会不参加、送迎も警察車両が行うという対応を続け、16日に犯人逮捕に至った。
立花は「帰り道後ろに男性がいるだけで本当に怖くって、夜道が怖くて怖くて、タクシーを使うことも多くなりました」「長い時間、殺されるかもしれないという恐怖に怯え 活動もままならないまま警察の方の指示を仰ぎ、待つことしか出来なかったことが苦しかったです」と殺害予告を受けていたときのことを振り返った上で、「逮捕の一報を受けいまは安心しております」と現在の心境をつづっている。
「これからも特に女性の方がストーカーなどの被害にあわれると思いますが、一日でも早く法改正されそういった被害にあわれた方が安心して暮らせるような国になってほしいと思いました」と同じような被害に遭っている人々のことを思いやった立花は、「これからもしっかり前を向き 今度は素敵なご報告ができるよう活動を頑張ります!」とさらなる飛躍を誓った。(朝倉健人)