小泉今日子＆中井貴一「最後から二番目の恋」連続ドラマで続編決定！
小泉今日子と中井貴一のダブル主演で、アラフィフ世代の男女による青春恋愛劇を描いたテレビドラマ「最後から二番目の恋」（フジテレビ系）の続編が、4月から連続ドラマとして放送されることがわかった。リアリティーを重視する作風に合わせ、小泉や中井ふんするキャラクターも年を重ね、48歳と52歳の合計100歳になった主人公たちの関係が描かれる。
2012年の1月から3月にかけて放送された本作は、鎌倉を舞台に、45歳の独身女性・吉野千明（小泉）とやはり独身の50歳男性・長倉和平（中井）の恋愛模様を描いた大人の青春ドラマ。小泉は第49回ギャラクシー賞テレビ部門・個人賞や第38回放送文化基金賞の番組部門・演技賞を受賞。番組自体も同放送文化基金賞のテレビドラマ番組賞に輝くなど高い評価を獲得し、同年11月にはスペシャルドラマも放送された。
何よりもキャラクターのリアリティーを大切にして作られてきたという本作。タイトルを「続・最後から二番目の恋」と改めた続編でも、年齢を重ねた登場人物たちによる、放映後も「毎日ずっと続いていた」生活がつづられる。顔を合わせれば口論の絶えない千明と和平の関係も相変わらずで、個性的な長倉家の面々にふんする坂口憲二、内田有紀、飯島直子らも引き続き出演する。
「続編というものに積極的な気持ちになったことがなかった」という小泉だが、本作と千明役には「もう少し付き合ってみたいと思っていた」と喜びを語り、中井演じる和平との口ゲンカシーンにも「負ける気がしません！ いや絶対に負けません！」と気合十分。一方の中井は、周囲から続編を望む声が多かったことを明かし「それにお応えできるのはエンターテインメントに携わる者としてうれしい限りです」とコメントしている。
前作とスペシャルドラマを経た小泉と中井の掛け合いは、さらに呼吸の合った芝居になることは確実。ドラマも登場人物の「相変わらずの日々」と恋の行方をつづりながら、その内容は確実にステップアップしていることは間違いない。（編集部・入倉功一）
連続ドラマ「続・最後から二番目の恋」は4月よりフジテレビ系で放送開始（毎週木曜 22:00～22:54）