2月連休の興収新記録!『LEGO(R)ムービー』2週連続ナンバーワン -2月17日版
全米ボックスオフィス考
プレジデントデーの祭日で連休となった週末は、新作3本を蹴散らしてアニメ映画『LEGO(R)ムービー』が2週目のトップに輝いた。金曜から日曜で5,002万ドル(約50億200万円)をたたき出した本作は、祭日の月曜日も入れると6,352万ドル(約63億5,200円)の興収。これはプレジデントデー連休週末の新記録で、この調子でいくと興収2億ドル(約200億円)の大台は確実とみられている。(1ドル100円計算)
初登場第2位は、ラブコメ映画『アバウト・ラストナイト(原題) / About Last Night』で2,569万ドル(約25億6,900万円)。第3位は、こちらも初登場でアクション映画『ロボコップ』。1987年にピーター・ウェラー主演で大ヒットしたこのリメイク版のデビュー興収は、2,170万ドル(約21億7,000万円)。映画ファンによる批評サイトCinemaScoreによる評価はB+となっており、これらのデータを分析すると興収が7,000万ドル(約70億円)を超えるのは困難と予想される。
第4位は、1,550万ドル(約15億5,000万円)で2ランクダウンとなった映画『ミケランジェロ・プロジェクト』。ジョージ・クルーニー監督作品では、歴代で一番のヒット作となっている。
今週のトップ5最後は、こちらも1980年代のリメイク映画『エンドレス・ラブ(原題) / Endless Love』。2,896館にて公開されたが、結果を出すことはできなかった……。
今週末公開作品で次回上位に食い込んできそうな作品は、ケヴィン・コスナー主演アクションスリラー映画『3デイズ・トゥ・キル(原題)/ 3 Days to Kill』とアクションアドベンチャー映画『ポンペイ』。『ポンペイ』には大ヒットテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の人気キャラ、ジョン・スノウを演じるキット・ハリントンが出演しており、番組ファンが興味を持って映画館に足を運び興収を押し上げるという可能性もある。(ロス取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)