よゐこ有野、主演映画公開にも実感なく…「撮影も参加していない」
映画『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』の初日舞台あいさつが22日、新宿バルト9で行われ、よゐこの有野晋哉が「僕は2006年の素材を使われただけで、撮影も参加していないし、誰とも絡んでいない。だから主演と言われてもなぁ」とあまり実感がない様子を見せた。この日はほかに、子役の吉井一肇、平祐奈、阿部考将、松島海斗、吉田翔、蔵方政俊監督、そして主題曲を歌った怒髪天が登壇した。
映画『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』ギャラリー
本作は、「有野課長」ことよゐこの有野が、レトロゲーム攻略に挑む人気バラエティー番組「ゲームセンターCX」の10周年を記念して製作された劇場版。『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』などの蔵方監督がメガホンを取り、ファミコンソフト「マイティボンジャック」が発売された1986年に暮らすゲーム少年・ダイスケ(吉井)の恋の行方と、実際に「マイティボンジャック」攻略に挑む2006年の有野課長の悪戦苦闘が、時空を超えて結ばれるさまを描く。
無事初日を迎えたものの、あまり実感がない様子の有野。とはいえ、映画化の喜びはあるようで「みんな声を上げて、僕らと一緒にいる感じで楽しんでほしい」と作品をアピールすると、「6年後のオリンピックの種目に『マイティボンジャック』があったら出場して、ロシアの強豪と対戦したい! そのためにも体を作っておかなければ」とおどけてみせた。
また、子役のあいさつが始まると有野は、「みそ汁かぶったTシャツ着てきたの?」「キミ、(ネクタイして)就職試験に来たの?」など、一人一人にツッコミを入れ、会場は和気あいあいとした雰囲気に。さらに、「自身の14、5歳の頃は誰に近いか?」という質問には、「やっぱりダイスケに近いかな? ゲーム好きだけど貧乏で持っていなかったし。どちらかといえば、友達のゲームの進み具合とか、新しいゲームが出たとか、情報の伝達係でしたね」と若き日を振り返った。
また、イベント終了間際には、今月25日で42歳を迎える有野課長を祝ってケーキのサプライズがあり、紅一点・平から直接食べさせてもらう一幕も。有野は「それ、結婚式でやるやつやん」と大照れだった。(取材・文:坂田正樹)
映画『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』は全国公開中