『呪怨』新作、佐々木希が主演! 逆転の発想で“怖がり”アピール
26日、ハリウッドリメイクもされたホラー映画『呪怨』シリーズ最新作『呪怨 -終わりの始まり-』(6月28日公開)の製作発表会見が東京・赤城神社で行われ、佐々木希が主演することが明らかになった。新ヒロインに抜てきされた佐々木はホラーが大の苦手だというが、「自分からホラーを観たことはあまりないですけど、そういう怖がりなところが映画に出たらいいなと思います」と逆転の発想で意気込みをアピールした。
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本作はJホラーの名を世界にとどろかせた『呪怨』シリーズ最新作。小学校3年生の学級担任を務めることになった結衣(佐々木)が、不登校の生徒の家を訪問するがそこは14年前に一家が不可解な死を遂げた事件があり……。その後再び家を訪れた時、結衣は押し入れに残されていたダンボールから、呪われた家の知られざる顔を追体験することになる。
誰もが知っている作品だけに佐々木は「親にも恩返しできるなと思いますし、皆さんにタイトルを言って、すぐわかってもらえる作品に出られるのはうれしい」と笑顔。ホラー映画ということで叫び声をあげるシーンもあるが、「昨日も監督と話し合って、何度も台本を読みました。結構叫ぶシーンもあるんですけど、本当に皆さんに怖がってもらえるようなリアクションで、恐怖の感じを出せるといいなと思っています」と“絶叫クイーン”として気合を入れていた。
メガホンを取るのはテレビドラマ「世にも奇妙な物語」のエピソードを多く手掛け、映画『シャッター』『催眠』『感染』などの落合正幸監督。本作では「呪怨」の秘密もついに明かされるとあり、同席した落合監督は「今回は怨念の恨みというものをパワーアップさせて、よりホラー表現もアクティブにしたい」とシリーズ最恐に向けて期待をあおった。
また、会見には男の子の幽霊・佐伯俊雄役の子役・小林颯も登場。小林から「怖がらせられるようにがんばります」と元気よく宣戦布告を受けた佐々木は「お手柔らかにお願いします」と笑顔で応じていた。(中村好伸)
映画『呪怨 -終わりの始まり-』は6月28日より新宿バルト9ほかにて公開