シンガー・堂島孝平の主演映画、4月公開決定!吉祥寺バウスシアターのクロージング作に
シンガー・ソングライターの堂島孝平が俳優初挑戦にして主演を務める映画『さよならケーキと不思議なランプ』が5月末をもって閉館する吉祥寺バウスシアターのクロージング作品として、4月下旬に公開されることが決定した。
本作は、吉祥寺を愛するスタッフや協力者が集まり、地元・吉祥寺に密着して映画製作から劇場公開までを行う「吉祥寺で映画を撮ろう!」プロジェクトの第4弾。昨年、柳楽優弥が出演した映画『ゆるせない、逢いたい』で注目された金井純一監督がメガホンを取り、ケーキ作りが苦手なマスター・このぎしさん(堂島)が営む吉祥寺のカフェに集った人々が過ごす不思議な夜の秘密を描く。ヒロインは、竹中直人監督作『R-18文学賞vol.1 自縄自縛の私』に主演した平田薫が務める。
俳優に初挑戦した堂島は、「僕は音楽ばかりをやってきた人間ですので、自分が映画に主演することなど考えてもみなかったのですが、今では新しい表現の場を与えてもらったことにとても感謝しております」とコメント。「撮影期間は何から何まで目新しく新鮮で、最初は勝手がわからず戸惑ったものですが、自分が徐々に脚本の中へ中へと入り込めたのは、金井監督、素晴らしい共演者の皆さんが導いてくれたおかげです。この作品がご覧になる方々にとって、暮らしの中のちょっとした豊かさにつながるように願っています」と思いを寄せた。
堂島は、1995年に18歳でデビュー。アニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のオープニング曲に起用されたシングル「葛飾ラプソディー」(1997年リリース)などで知られるほか、ソングライター / サウンドプロデューサーとしてKinKi Kids、藤井フミヤ、アイドリング!!!らさまざまなアーティストに楽曲提供も行っている。(編集部・中山雄一朗)
映画『さよならケーキと不思議なランプ』は4月下旬より吉祥寺バウスシアターほか全国順次公開