性差別ハラスメントで人気ドラマのスタッフがクビに
人気テレビドラマ「CSI:科学捜査班」のスタッフが、同性愛者だと思っていた部下に5年間にわたって嫌がらせを続け、クビになったとTMZ.comが報じている。
嫌がらせを受けていたのはセット塗装を担当していたドナルド・パデューで、上司ジェレマイア・レッドクレイから過酷なハラスメントを長期にわたって受けたとして訴訟を起こし、CBS局とレッドクレイに損害賠償の支払いを求めている。
彼によると、上司は彼のことを「ホモ野郎」など同性愛嫌悪の言葉を浴びせ続け、彼の仕事場の周辺に男性の陰部の絵を描いたりもしたとのこと。また、ドナルドの股間をつかもうともし、突き放されると、「いいじゃないか、これが欲しいんだろ」などと言ったという。
ちなみに、ドナルドは同性愛者ではなく、上司が勝手にゲイだと思い込んでいたらしい。耐えられなくなったドナルドは、病気を理由に休職をしているとのこと。
レッドクレイは友人にも親戚にもゲイがいると言っており、差別的なことを言ったことはないと主張しているそうだ。(澤田理沙)