貫地谷しほり、恐怖のゆるキャラ「メロン熊」に「すごかった…」
女優の貫地谷しほりが27日、北海道夕張市で開幕した「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」招待作品部門『偉大なる、しゅららぼん』の舞台あいさつに出席し、夕張が誇る恐怖のゆるキャラ「メロン熊」との遭遇を振り返った。この日はほかに渡辺大、水落豊監督も来場した。
映画『偉大なる、しゅららぼん』「ゆうばり映画祭」フォトギャラリー
今回で24回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のオープニングを飾ったのは、人気作家・万城目学の同名小説を映画化した『偉大なる、しゅららぼん』。登壇した貫地谷が「映画のテーマカラーが赤なので、今日は赤い衣装で来させていただきました」とあいさつすると、会場からは「かわいい!」と歓声が上がる。
夕張に到着した際、地元民から熱烈な歓迎を受けたという貫地谷は「皆さんが手を振ってくれたので、温かい気持ちで入ることができました」と笑顔。一方の渡辺も「この映画は滋賀でロケをしたのですが、(その後)また別のロケで滋賀を訪れたんです。1回行くと、その土地に縁ができるので、今回夕張に来られたのも何かの縁じゃないかと。また夕張に来ることができるんじゃないかと思っています」とすっかり夕張が気に入った様子。また水落監督は「今回の映画祭は“Fantastic People”がテーマとのことですが、この映画もまさにファンタスティックな人がたくさん出てきます」と観客に呼び掛けた。
ちなみに「夕張といえばメロンなんですが、今日は(お店の)シャッターが閉まっていたので、また開いているときに来たいですね」と語った貫地谷。夕張といえば、その夕張のメロンを食い荒らしたことによって変貌を遂げたといわれる恐怖のゆるキャラ「メロン熊」が話題となっているが、貫地谷も同地で早速遭遇したといい「先ほどお会いしました。本当にすごかったです……」と言葉を失っていた(!?)。(取材・文:壬生智裕)
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」は3月3日まで北海道夕張市内各所で開催中
映画『偉大なる、しゅららぼん』は3月8日より全国公開