沢村一樹、新ドラマでブラック企業社長に！ヒロインは黒木メイサ

　俳優の沢村一樹が4月スタートの関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「ブラック・プレジデント」（毎週火曜よる10時）に主演し、会社の利益を第一に考え社員を酷使するブラック企業の社長を演じることがわかった。沢村は「僕自身、『無理』『ふつう』『失敗が怖い』という発想を好まないので、その点は演じる三田村に近いものがあるのかもしれません。ブラック企業の社長という題材は非常にデリケートですが、真っすぐ役に向き合って演じたいと思います」と意気込みを語った。

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　沢村演じるアパレル企業の創業社長・三田村幸雄は、仕事の成果を出すためならば過酷な労働は当然のことだという考えを持ち、自分の愛する会社がまさかブラック企業だとは思っていない45歳。そんな彼が仕事を部下に任せて余裕ができたことから、会社経営について学び直そうと大学に入学し、初めは「自分の会社には絶対に入社できないようなやつらだ」とバカにしていた若者たちから次第に刺激を受けていく。

　三田村が惹（ひ）かれるものを感じながらもたびたび反発し合うヒロインの新米講師・秋山杏子を演じるのは、黒木メイサ。三田村の会社で働く有能な秘書に国仲涼子、専務に永井大、三田村の母に白川由美、妹に青木さやか、杏子の助手に澤部佑（ハライチ）。大学生役には東京ガスのCMで注目の門脇麦、「仮面ライダーウィザード」の永瀬匡、ジャニーズJr.の高田翔、女優5人組ユニットbump.yのメンバー・高月彩良ら若手注目株がそろった。

　黒木は「大学講師という役はもちろん初めてですが、わたしと同世代共通の悩みやうっぷん、社会での葛藤を、“働く女性”として等身大で表現できたらいいなと思っています」とコメント。主演の沢村については「以前お仕事でご一緒したことがありますが、まだまだ謎な部分が多いので、演じられる三田村社長がどんなキャラクターになるのか、わたし自身今からすごく楽しみです」と期待を寄せた。（編集部・中山雄一朗）

ドラマ「ブラック・プレジデント」は関西テレビ・フジテレビ系にて4月8日スタート　毎週火曜よる10時～10時54分（初回は15分拡大）