学業・進学・家庭の事情…AKB48移籍取り消し、メンバーが理由を明かす
27日、AKB48グループの組閣結果が発表されたことを受け、移籍を辞退したメンバーたちがその理由をGoogle+で明かしている。今回、事前に発表されていた移籍や昇格がキャンセルされたメンバーは6名いるが、中には学業や進学の問題、家庭の事情でやむなく断念したメンバーも含まれている。
SKE48チームSへ移籍することになっていたAKB48の岩田華怜は、移籍先のSKE48が嫌だったわけではないことを強調した上で、「移籍するには問題が3つありました」とGoogle+で理由に言及。宮城に住む祖父母の体調が芳しくなく、岩田の母親が介護しなくてはいけないという家庭の事情、すでに春に入学予定だった高校の入学手続きが終わっていたという進学の問題のほか、「そして何より、今東京でいただいているお仕事を、どうしても続けたかった。被災地訪問も含め、私にはまだ東京でやらなくてはいけないことがあると思いました」という3点を、理由として挙げた。
また、AKB48チーム4からSKE48チームK2への移籍を打診されていた高島祐利奈も、学業が移籍断念の理由になったことをGoogle+で明言。「ずっとずっと大好きで憧れだったSKE48。今の私にとってこれ以上ないチャンス」とした一方で、「私は16歳の高校一年生。全日制の学校に通っています。今の学校に入るのは私にとって簡単なことではありませんでした。なので私は自分でも今の学校をどうすればいいかわかりませんでした」と苦悩を明かした。
ほかに、NMB48チームNに移籍予定だったAKB48の菊地あやかは「まだ私にはAKBでやり残した事があるので今回は辞退させて頂きました」とGoogle+で率直に切り出し、AKB48残留になった経緯を説明している。
今回の組閣内容は24日に行われた「AKB48グループ大組閣祭り~時代は変わる。だけど、僕らは前しか向かねえ!~」で発表。その後、メンバーは26日の18時まで運営委員会に組閣内容について異議申し立てができるとされていた。(編集部・福田麗)