美少女戦士が刀で戦う!金子修介監督最新作がゆうばり映画祭に登場!
2月28日、映画『DEATH NOTE デスノート』などの金子修介監督の最新作『少女は異世界で戦った』が北海道夕張市で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」で上映され、舞台あいさつに金子監督のほか、劇中で美少女戦士を演じた花井瑠美、武田梨奈、清野菜名、加弥乃らが登壇した。
同作は銃や核が禁止されたもう一つの世界を舞台に、異世界から日本の平和を脅かすべく訪れる謎の侵入者たちと、4人の美少女戦士たちが刀を武器に戦う姿を描いたSFアクション映画。
複数相手の殺陣や総合格闘技をほうふつとさせる技の応酬など、若手女優たちが体を張って挑むハードなアクションが見どころで、金子監督は元祖アクション女優の志穂美悦子を意識したとのこと。「えっちゃん(志穂)の遺伝子を探すことで、(作品の)イメージをかき立てられました。(キャスティングは)それぞれキャリアを積んでいるので、アクションができるんじゃないかというところで選びました」と振り返った。
4人のメンバーは金子監督の期待に応えるべく、およそ1か月のトレーニングを積んで撮影に臨んだ。武田は「昨年、第1回ジャパンアクションアワードでベストアクション女優を受賞してから初めてのアクション映画だったので、ものすごい思いの詰まった作品になりました」と晴れやかな笑顔でアピールしつつ、劇中でアイドルグループのメンバーにもふんすることから、「ダンスはリズムの取り方もわからなくて。ダンスや歌は撮影の前日に覚えないといけないので、それが一番大変でした」と苦労も語った。
さらに、元新体操選手という経歴を持つ花井は、劇中で長い美脚を生かしたかかと落としを披露しており「新体操を生かせるアクションだったのが印象でした」とうれしそうにコメント。殺陣で刀を手にしたままのバク天に挑戦した清野が「(テイクは)だいたい1発OKでした」と集中力の高かった現場の熱気を振り返れば、愛らしいキャラを演じた元AKB48の加弥乃は「末っ子担当でした」とかわいくアピールして、会場をほっこりとした雰囲気に包んだ。なお、映画は8月に公開を予定している。(中村好伸)