中谷美紀、髪ばっさり!人気漫画の映画化で主演
女優の中谷美紀が、人気漫画「繕い裁つ人」(Kiss PLUSで連載中)の実写映画化作品に主演するため、肩までかかる髪をばっさり切ってショートへアにしたことがわかった。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目店主・市江にふんする中谷は、「しつけの行き届いた野犬という市江の人物評にふさわしい髪型だと自負しております」と早くも役柄に成り切っている。
映画『繕い裁つ人』は、町の仕立屋「南洋裁店」を舞台に、服によってつながる人々の姿を描いた感動作。『しあわせのパン』の三島有紀子監督がメガホンを取り、三浦貴大、片桐はいり、黒木華、杉咲花、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子ら実力派が脇を固めている。
中谷は本作の主人公について「おしゃれでエレガントな背景が取り巻くなか、たった一人のために作られた『夢を見るための洋服』を大切に真摯(しんし)に繕う市江の姿に惹(ひ)かれました」とコメント。「過去の遺物となりつつあるかもしれませんが、ものづくり大国日本の誇るべき職人の一人を演じられることに魅力を感じました」と出演理由を明かしている。神戸、川西を中心にしたオール兵庫ロケは3月下旬まで行われる予定だ。(編集部・市川遥)
映画『繕い裁つ人』は2015年1月より新宿ピカデリーほか全国順次公開