今年のオスカーの追悼映像から外されたスターたち
この1年で亡くなった映画関係者や俳優が第86回アカデミー賞で追悼されたが、例年通り、紹介されなかった多くのスターたちがいた。
過去には、遺族が不満の声明を出したりしたこともあったが、今年はまだそのような声は聞かれていないようだ。今年の追悼映像に含まれなかった人の中には、テレビドラマ「Glee」のコーリー・モンテースさん、作家のトム・クランシーさん、「フレッシュ・プリンス・オブ・ベル・エア(原題) / Fresh Prince of Bel-Air」でウィル・スミスの叔父役で有名だったジェームズ・エイヴリーさんなどがいる。
また、ホロコーストの生存者で、先日110歳で亡くなったアリス・ハーツ・ソマーさんも含まれていなかったとE! Onlineは報じている。アリスさんを題材にしたドキュメンタリー映画『ザ・レディ・イン・ナンバー・シックス:ミュージック・セイヴド・マイ・ライフ(原題) / The Lady in Number 6: Music Saved My Life』は、このアカデミー賞でドキュメンタリー短編賞を受賞していただけに、彼女が含まれていなかったのを残念に思う人もいたようだ。
アカデミー賞の公式ウェブサイトには、この1年で亡くなった映画関係者のフルリストが公開されており、追悼コーナーの放送後、オンラインで全員の名前を見てほしいとのメッセージが流されていた。(澤田理沙)