ダメ男が全裸でロック!入江悠監督、「日々ロック」映画化
週刊ヤングジャンプで連載中の榎屋克優によるコミック「日々ロック」が、『SR サイタマノラッパー』シリーズで知られる入江悠監督のメガホンで映画化されることが決定した。同作は、勉強もスポーツもできないダメ男だがロックを愛する心だけは誰にも負けない青年がロックスターを目指して奮闘するさまを描いた作品。極限までエキサイトすると思わず全裸になってしまう主人公・日々沼拓郎役には、『男子高校生の日常』などの若手注目株・野村周平が挑む。
オファーを受け原作を読んだという野村は、「本当に面白くて原作のファンになりました。自分が主人公・日々沼を演じることに大きなプレッシャーを感じていますが、身も心も素っ裸に入江監督に預けてすてきな作品ができるよう一生懸命頑張りたいと思います」とコメント。
原作を初めて読んだときに「すげえ、なんだ! このテンション! この熱い画!」と衝撃を受けたと語る入江監督も、「こんな音楽愛にあふれた漫画を映画化できるということに、緊張と激しい歓びを感じています。主演の野村くんをはじめ個性的な俳優の皆さん、音楽好きなスタッフたちと、ロックンロールの精神で脳みそをグラグラ揺らしながら撮影を駆け抜けたいと思います」と意気込んだ。
また、今回の決定に原作者の榎屋は「僕の漫画が実写化されるなんて、いまだに信じられません。ヤンジャンにだまされているんじゃないのかな……」と驚きながらも、「見た後でバイトを辞めたくなるような、エレキギターを弾きたくなるような、そんな作品になればいいなあ」と期待を込めた。
なお、本作は4月より撮影を開始し、秋公開予定。本日6日から映画公式サイトにてライブシーンでの観客役エキストラ、延べ2,000人以上も募集する。(編集部・中山雄一朗)
映画『日々ロック』は2014年秋公開