黒柳徹子、90歳まで現役宣言!主演舞台にまだまだ意欲!
女優の黒柳徹子(80)が7日、EXシアター六本木で行われた舞台「想い出のカルテット~もう一度唄わせて~」公開舞台稽古に出席し、長年続く舞台シリーズへの意欲や4月から放送時間が変わるトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日)についてコメントを寄せた。
本作は、2011年に初演され好評を博した舞台の再演。演出を務めた故・高橋昌也さんが、今年1月に呼吸不全のために急逝されたことにより「高橋昌也追悼公演」として上演されることになっている。黒柳も「高橋さんが(以前に)演出していたことを、いろいろと思い出しながらやりました。(登場人物)4人のアンサンブルはよくできていると思う」と自信を見せた。
また1989年にスタートした黒柳主演の「海外コメディ・シリーズ」第28弾としての上演ともなり、「25年も続くなんて思っていなかった」と切り出した黒柳。「高橋さんとは友達で、(舞台に)来ない? と呼んでもらったことが始まりでした。『徹子の部屋』が38年、『日立 世界ふしぎ発見』が28年、そしてユニセフの親善大使が30年なんですよね」としみじみ。さらに「90歳くらいまでは出られたらと思っているので、しっかりしないと」と気合を入れなおしていた。
さらに黒柳は「徹子の部屋」の放送開始時間が昼に変更されることを受け、「12時になったと同時にテーマ曲が流れるようになっているので、(視聴者が)ちょうどお昼の12時になったな、と思えるようになっています。今までお昼をずらして(番組を観て)いた方は12時から見ていただければ」とコメント。さらに「時間が変わっても内容は変わりません。これからも人生豊かな人にいろんなお話を聞ければ」とメッセージを寄せると、今後、希望するゲストにノーベル賞医学・生理学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授の名前を挙げて「あの方、ハンサムでいらっしゃるでしょう?」と笑っていた。
劇場入り口のロビーには、黒柳へのプレゼントとして、近藤真彦、KinKi Kids、嵐、滝沢秀明らジャニーズ事務所のタレントによるサインの寄せ書きと、バルーンのオブジェが設置された。そのプレゼントを見た黒柳は「かわいい!」と大喜びだった。(取材・文:壬生智裕)
舞台「想い出のカルテット~もう一度唄わせて~」は3月8日から23日までEXシアター六本木にて上演予定(大阪公演もあり)