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日本でも放送開始、ウィル・グレアム役のヒュー・ダンシーが明かす「ハンニバル」とは?

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FBI捜査官を演じるヒュー・ダンシー
FBI捜査官を演じるヒュー・ダンシー

 今、アメリカで注目されているテレビドラマ「ハンニバル」について、FBI捜査官ウィル・グレアム役を演じているヒュー・ダンシーが、現在放送中の第2シーズンについて語った。

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 同作は、若き日のハンニバル・レクターを描いたテレビシリーズ。レクター博士を、映画『007/カジノ・ロワイヤル』のマッツ・ミケルセンが演じ、ヒュー・ダンシー演じるFBI捜査官ウィル・グレアムとの関係がつづられている。第1シーズンでは、FBIの犯罪プロファイラーのウィルが、連続殺人事件において、精神科医のレクター博士の協力を受けるが、殺人現場での犯人に感情移入するプロファイリングを繰り返すうちに、精神状態が徐々におかしくなっていく過程が描かれていた。

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 このようなダークな題材のドラマに参加してみて「マッツ・ミケルセン、ローレンス・フィッシュバーンなどの素晴らしいキャスト陣に囲まれながら、クリエイターのブライアン・フラーともタッグが組めて、毎日がご褒美のようなものだ。撮影しているトロントの気候だけは、ちょっとキツい時もあるけれど、それ以外は満足している。ただ寒々としたダークな描き方をせずに、豊かなダークな要素が含まれている点が魅力だと思っている」と答えた。

 2月28日より放送開始した第2シーズンでは「ウィルはボルチモア州立病院に精神異常犯罪者として収容されているが、第1シーズンで起きた犯罪に自分は無実であると思っている。ただ彼にはそれを証明する証拠がないんだ。ハンニバルに利用されているが、何が起きているか全くわかっていない状態から始まっていく」と語った。日本では、2月からスター・チャンネルで第1シーズンの独占放送が始まったが、いかなる過程でこのような結果になっていくのか気になるところだ。

 このドラマが、映画を含めた「ハンニバル」シリーズの前章であることについて「小説『レッド・ドラゴン』では、ハンニバルとウィルの背景が15ページほど書かれていて、ウィルがハンニバルを逮捕したことがわかり、さらに第1シーズンでウィルが犯罪者ホッブズをキッチンで銃殺し、血を流した状態でホッブズがウィルに向かって話しているシーンが小説に含まれている。そんな切れ端のような部分から、クリエイターのブライアンは膨らませて描いているんだ」と明かした。

 アメリカでも話題の本作を、日本でも鑑賞してみてはどうだろうか? (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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