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原案・桜坂洋も撮影に参加!トム・クルーズ主演映画の舞台裏を監督&プロデューサーが明かす

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桜坂洋&ダグ・リーマン監督&アーウィン・ストフ
桜坂洋&ダグ・リーマン監督&アーウィン・ストフ

 トム・クルーズ主演の映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の特別フッテージ&プレゼンテーションが13日、ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、ダグ・リーマン監督とプロデューサーのアーウィン・ストフが、日本の小説を映画化するまでの道のりを明かした。また、原案となった小説「All You Need Is Kill」の作者・桜坂洋も特別ゲストとして登壇した。

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 同作は、近未来の地球を舞台に、不可思議なタイムループに巻き込まれることになった兵士の運命を描いたSF大作。日本の小説が海外のメジャー映画会社によって映画化されるのは極めてまれなことだが、アーウィンはその経緯について「集英社の友達から本が送られてきたんです。読むなり、すごい小説だとわかりました。これを基にしたのなら、独創的な映画になると思ったんです」と明かす。

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 桜坂は「最初に映画化の話を聞いたときは、権利だけ買われて、企画が塩漬けされるのかなと思っていた」と笑い混じりに明かしたが、次第に話が具体的に決まっていくうちに「おかしなことになっている」と思ったとのこと。「今日映像を観るに至っては、逆に現実味がなくなってきていますね。ふわふわしている」と心境を明かした。

 また、桜坂はロンドンの撮影現場も訪問。そこでは、劇中で使われている重量30キロ以上のスーツを着て、撮影に参加する機会にも恵まれた。「監督が『撮ってあげるよ』と撮ってくれたのですが、僕の動きがダメだったのか、30テイクくらい出て、死にそうになりました。でも、そこでやめると言うとしらけそうだったので、やる気を出しましたね。プロのいるところに変に行くものじゃないと思った」と舞台裏を明かして、笑いを誘った。

 その桜坂は映像について「僕の想像を超えた作品になっている」と手放しで褒め称えた。だが、リーマン監督からは「小説には本当にすごいイマジネーションがあふれていた。だから映画化のハードルがすごく高かった」と逆に絶賛を寄せられる場面も。アーウィンは最後に「わたしたちは、あなたの小説を決して汚すことはしません。どれほどの大作になっても、核になるアイデアは大事にしたいとはいつも思っていました」と桜坂へのリスペクトを改めて表明した。(編集部・福田麗)

映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は7月4日より全国公開

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