震災から3年…芸能界からも追悼の声
2011年3月11日に起きた東日本大震災から今日で丸3年がたち、芸能界からも追悼の声が多く寄せられている。
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復興支援に力を入れてきた宮城県出身のお笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおは10日付のブログで、「あっと言う間の3年…いや、まだ3年…。どちらにも感じる事の出来る、あの日から3年です」と切り出すと、「未だ、東日本大震災による行方不明者は2600人以上です。細かい瓦礫と共に、人骨も発見されています」と被災地の現状を報告。「これからも、被災地・宮城県出身のサンドウィッチマンとして、地元東北の復興状況を全国に発信し、東北へ沢山の観光客を呼ぶ活動を中心に頑張りたい」といい、「明日は、防災について考える1日にしましょう」と呼び掛けた。
同じく宮城県の出身であるお笑い芸人・狩野英孝は11日、先日宮城に帰った際に被災したおばあさんが「私たちは前を向きます。もし下を向いてしまったら 顔を上げる力が無いから 前を向いて歩きます」と語っていたというエピソードをブログで紹介。「すごく胸が熱くなりました。東北の人達は、本当に強いです!」と振り返りながら、「東北には美味しいものがたくさんあります! 皆さんが東北に遊びに行き、美味しいものを食べて頂くだけで大きな応援に変わります! ぜひ、皆さん遊びに行ってみて下さい!!」とアピールした。
また、宮城県仙台市に本拠地を置く東北楽天ゴールデンイーグルスから大リーグ・ヤンキースに移籍したばかりの田中将大投手も、「東日本大震災から3年の月日が経ちました。改めまして、被害にあわれた方々にお悔やみ申し上げます」とブログを更新。「僕達が野球することによって、少しでも元気に前向きになっていただける方がいらっしゃるのであれば、こんなに嬉しいことはありません」「仙台を離れましたが、アメリカの地に来た今も、その気持ちに変わりはありません」と被災地への思いを明かした。
そのほかにもYoshikiが「本日14時46分、黙祷を捧げます」、AKB48の小嶋陽菜が「震災により犠牲になられた方々へ、心からご冥福をお祈りします。復興を感じれる1年になりますように」、篠田麻里子が「ご家族や親しい方を亡くされた皆様の悲しみは癒えることがないと思います。改めてお悔やみ申し上げます。一日も早い復興を願って」とツイートするなど、多くの芸能人がブログやツイッターで復興への願いをつづっている。(編集部・中山雄一朗)