女性ヒーローがいない! 性差別だとMTVムービー・アワードへの抗議署名がスタート
先日発表されたMTVムービー・アワードのノミネーションのベスト・ヒーロー部門に女性ヒーローが一人もノミネートされていないことに怒りを覚えた女性がオンラインで署名活動を始めたとThe Wrapが報じた。
今年のベスト・ヒーロー部門にノミネートされているのは、クラーク・ケント役のヘンリー・カヴィル、アイアンマン役のロバート・ダウニー・JR、ビルボ・バギンズ役のマーティン・フリーマン、ソー役のクリス・ヘムズワースと映画『ホワイトハウス・ダウン』のジョン・ケイル役のチャニング・テイタム。
署名をスタートさせたソフィ・アズランは、映画『ハンガー・ゲーム2』のカットニスが含まれていないことに不満を覚えたようだ。「女性や女の子にとって、自分を象徴するヒーローが存在するということを知るのが大事なんです。映画やテレビでは若い女性を代表するヒーローが少なすぎます。エンターテインメント業界は常に、勇気のある、力強い、成功を手にした男性像を見せようとしますが、女性は脇役であることが多く、弱いキャラクターにされています」とコメントしている。
ソフィはMTVムービー・アワードの授賞式が開かれる4月13日までに2万人の署名を集め、MTVにカットニス・エバディーンの名前をベスト・ヒーロー部門に追加してもらうことを目標にしているとのこと。3月12日現在で、1万5,700人以上の署名が集まっている。(澤田理沙)