『Miss ZOMBIE』がポルト国際映画祭で最高賞&特別賞をW受賞!邦画初の快挙
昨年9月に全国公開されたSABU監督の映画『Miss ZOMBIE』が、ポルトガルで開催されたポルト国際映画祭で最高賞にあたる最優秀作品賞を受賞した。同賞を日本映画が受賞するのは、初めてのこと。
「ファンタスポルト」の愛称で知られる同映画祭は、SFやホラーといったジャンル映画を対象としたもので、世界三大ファンタスティック映画祭の一つに数えられる映画祭。過去の最高賞受賞作には『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』(チン・シウトン監督)、『シャロウ・グレイブ』(ダニー・ボイル監督)、『セブン』(デヴィッド・フィンチャー監督)など、そうそうたる作品・映画監督が名を連ねている。
また、同作は最優秀作品賞に加え、「オリエンタル急行部門」特別賞も受賞。堂々のW受賞の栄誉に輝いた。
同作はバングラデシュのダッカインターナショナルフィルムフェスティバルのAustralasian Competitionにて脚本賞を受賞したほか、ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭でもグランプリを獲得するなど、世界的に高い評価を得ている。
同作は、『うさぎドロップ』などのSABU監督が原案・脚本を手掛けた異色のゾンビムービー。若い女性の姿形をしたゾンビと、彼女が使用人として働きだした一家の人間模様を描く。主演は小松彩夏。(編集部・福田麗)
DVD『Miss ZOMBIE』は発売中 税込み価格:3,990円 発売・販売元:アミューズソフト