「テラハ」住岡梨奈、映画主題歌初披露もド緊張で歌い直し!
人気番組「テラスハウス」(フジテレビ系)で注目された歌手の住岡梨奈が14日、日本版主題歌を担当した日台合作映画『一分間だけ』の完成披露舞台あいさつに登壇した。観客の前で主題歌「一分間だけ」を初披露した住岡だったが、緊張のあまり歌い直す一幕もあった。
この日の舞台あいさつには住岡のほか、キャストのピーター・ホーと池端レイナ、チェン・フイリン監督、プロデューサーのガン・リーと吉田正大も出席。ステージ上では撮影秘話などのトークで盛り上がり、住岡は空気が温まったイベント後半にスペシャルゲストとして登場。少しトークをした後にライブに臨んだが、映画イベントに登場するのも、同曲を観客の前で歌うのも初とあり、「緊張しかないです。温かい心で聴いていただければ」とドキドキの様子を見せた。
いざ歌い始めた住岡だが、序盤で納得いかないように歌をやめてしまい、「もう一回いいですか、もう一回」と悔しそうに声を上げると、会場からは「頑張れ!」と声援が。それを聞いた住岡は「温かくて良かった」とほほ笑みながら、気を取り直して熱唱し、会場を感動に包んだ。
『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のアン・リー監督の弟であるガン・リーが製作総指揮を務めた本作は、原田マハの同名小説を基に、仕事に打ち込むあまり大切なものを見失っていくキャリアウーマンと、愛犬のゴールデンレトリバーとの切ない愛と絆を描いた物語。
実家で犬を飼っていたという住岡は、「今は上京して一人暮らしなので犬はいないけど、家に帰って迎えてくれる温かさや一緒に遊ぶ楽しさ、『邪魔、あっち行って』と思ってしまう自分勝手なときがあっても、自分を好きでいてくれる感覚を思い出した映画でした」と共感しきりだった。(中村好伸)
映画『一分間だけ』は5月31日より新宿バルト9ほか全国公開