NYの飲食店がメグ・ライアンのフェイク・オーガズムをめぐって訴訟
映画『恋人たちの予感』でメグ・ライアンが迫真の演技で見せたフェイク・オーガズムの権利をめぐってニューヨークのレストランが訴訟を起こした。
同映画で使われたキャッツ・デリはメグのシーンで大人気となり、ニューヨークの名所のひとつとなっている。テーブルには「ハリーがサリーに会った場所。彼女と同じものをどうぞ!」と書かれたサインまで置かれているという。
しかし、最近になってサンドイッチがオーガズムにつながるというコンセプトと、デリの名前が似た販売トラックが出現し、キャッツ・デリが訴訟を起こしたとTMZ.comは報じている。
キャッツ・デリと同じつづりKatzを名前に使ったサンドイッチ販売トラック、キャッツ&ドッグズは、ルーベン・サンドイッチを売りにしているようで、トラックの横には、「ルーベン・オーガズムをトライする準備はできているか」と書かれている。訴状によると、メニューもキャッツ・デリと酷似しているらしい。
Observerによると、キャッツ・デリは商標権侵害で相手を訴え、名前の変更、トラックの外観の完全な変更、および「ルーベン・オーガズム」というサンドイッチの名前の変更を要求しているという。
トラックを所有している会社の代表者は、ニューヨークの名所である同レストランに敬意を表してやったことだと弁解しているらしい。(澤田理沙)