リーアム・ニーソンが見せる31歳差愛!オスカー監督ポール・ハギス最新作公開決定
映画『クラッシュ』でアカデミー賞作品賞と脚本賞に輝き、『ミリオンダラー・ベイビー』(クリント・イーストウッド監督)でも脚本賞を受賞したポール・ハギス監督の最新作『サード・パーソン』が6月に日本公開されることが明らかになった。
本作ではリーアム・ニーソンをはじめ、オリヴィア・ワイルド、ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、エイドリアン・ブロディなど豪華キャストによるアンサンブルが実現。ニューヨーク、ローマ、パリという3つの都市を舞台に、3組の男女が織り成す愛と裏切りの物語がつづられる。
リーアムとオリヴィアは、パリで不倫の愛を交わすピューリッツァー賞作家と作家希望の女性記者にふんしており、撮影時における年の差は31歳。互いに秘密を抱えながら、激しい嫉妬心も楽しみの一つとばかりに逢瀬を重ねるカップルを熱演しており、オリヴィアとの共演を「この上ない喜び」と語るリーアムは「素晴らしい女性であり、じつに優れた共演者だ。上品ぶったところが全くない、非常に優れた女優だよ」と彼女の才能と美しさに称賛を惜しまない。
そのほか、ジェームズとミラがニューヨークで息子の親権を争う元夫婦を演じ、エイドリアンは、ローマで娘を密輸業者に奪われた女性(モラン・アティアス)を助けようとするビジネスマンにふんする。劇中では、一見何の接点もない彼らのエピソードがクライマックスに向けて衝撃的な形で交差していく、まさに『クラッシュ』を思わせる構成になっているといい、早くも傑作の予感。ハギス監督も「自身の最高傑作だ」と断言しているといい、これまで以上にミステリアスで衝撃的な物語への期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『サード・パーソン』は6月、TOHOシネマズ日本橋ほかにて全国公開