斎藤工&松江哲明監督、熱い男泣き映画談義に女性陣はポカーン?
WOWOWシネマで放送予定のプログラム「100人の映画通が選んだ“発掘良品”」に出演する俳優の斎藤工が、ゲストの松江哲明と共に1970年代~80年代のアクション映画談義で盛り上がった。
ビデオ、CDなどのレンタルチェーンTSUTAYAが展開する「発掘良品」レーベルは、100人の映画通が「知る人ぞ知る面白い作品」「観たくてもなかなか観られなかった作品」を選出する企画。本番組は、映画好きの俳優・斎藤工とゲストが、そんな“発掘良品”について熱く語り合う内容となっている。
現在、雑誌「TV Bros.」で、名作VHS映画を紹介するコラム「松江の押し入れ」を連載中の松江。「なんでこの作品が(DVDで)観られないんだ、この連載で紹介した作品から1本でも多くDVDになってほしい」という思いから始めた連載であり、通底する思いは“発掘良品”と同じであることを明かすと、「“発掘良品”は同志のような感じがしています。関われてうれしかったですね」と笑顔を見せた。
第8弾となる今回は、『ダイヤモンドの犬たち』『パピヨン』『ワイルド・ギース』『エクスタミネーター』という、主に1970年代に公開されたアクション映画を放送。ゲストの松江は、「僕らの小さい頃は、毎日のようにテレビで映画をやっていたので、そういうのを観るのが当たり前でした。これらの作品は、父親と一緒によく観ていましたね」と述懐。斎藤も「テレビの洋画って、学校で普段話さなかったような人たちとも話すきっかけになった。そういった意味でも貴重でしたよね」と語る。
その後も、『エクスタミネーター』主演のロバート・ギンティの魅力や、『ワイルド・ギース』のクライマックスシーンに男泣きした話など、喜々としてアクション映画の魅力を語る二人だったが、それに反してスタジオの女性スタッフたちはポカーンとした表情。そんな現場の様子を男性スタッフから聞かされた斎藤は、「もしこういう映画を観る女子がいたなら僕は好きになってしまいますね」と笑いながら付け加えた。(取材・文:壬生智裕)
特集「100人の映画通が選んだ“発掘良品”」はWOWOWシネマにて6月23日 23時30分から4夜連続放送