パパラッチに暴力をふるったカニエ・ウェスト、執行猶予2年
昨年、ロサンゼルス国際空港でパパラッチに暴力をふるい、起訴されていたラッパーのカニエ・ウェストが2年間の執行猶予を言い渡された。
カニエ・ウェスト、スヌープ・ドッグら登場 映画『ART of RAP (アート・オブ・ラップ)』場面写真
執行猶予のほか、250時間の社会奉仕活動とカッとなる性格を管理するためのカウンセリング(アンガーマネージメント)を受ける必要もあるという。また、被害者のカメラを弁償し、医療費も支払わなければならないとのこと。
事件は昨年7月に起きたもので、カニエがカメラマンのダニエル・ラモスにいわれのない暴力をふるった暴行罪のほか、カメラを取り上げたことによる重窃盗罪でも起訴されていた。これらは司法取引で軽暴行罪に下げられたという。カニエは罪は認めておらず、不抗争を申し立てたため、有罪にはならない。
被害者のダニエルは刑務所行きになるべきだと主張。彼によると事件による精神的なダメージもひどく、カニエはアルバム「Yeezus」の宣伝にこの事件を使ったとも言っている。カニエ自身は法廷に姿を見せなかった。
カニエは2008年にも同じ空港でパパラッチともみ合いになったが、アンガーマネージメントを受ける条件で不起訴となっている。また、今年初めには婚約者キム・カーダシアンに人種差別的な言葉を浴びせたとしてケンカをした男性と示談をしている。(BANG Media International)