藤原竜也、東京イベントに無事登場でファン大絶叫!
俳優の藤原竜也が25日、TOHOシネマズ日本橋で行われた映画『サンブンノイチ』の公開直前イベントに出席した。前日、韓国から第6回沖縄国際映画祭で行われた舞台あいさつへ向かうはずが、空港で迷子になりまさかの欠席となった藤原だったが、この日は劇場後方の扉より客席の間を通って入場してファンを大絶叫させた。
この日の舞台あいさつは劇場内の3つのスクリーンで開催。タイトルにかけて、どのゲストが登壇するかが、3分の1の確率で決まるとアナウンスがされており、観客が期待して待つ中、庄司智春(品川庄司)、ワッキー(ペナルティ)、YASU-CHIN (ヤスチン)が、劇中で演じる「ホモ男優」3人組としてふんどし姿で登場すると、場内はがっかり(?)ムードに包まれた。
しかし実際にはイベント中盤、藤原をはじめ、品川ヒロシ監督、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、中島美嘉、河本準一、窪塚洋介ら豪華キャストがサプライズで登場すると場内は一気に興奮の渦に。昨日ファンの前であいさつができなかった藤原も「本当に、こんにちは。多くの方に集まっていただきありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。公開も迫っていよいよという感じです」と観客との対面を喜んだ。
また沖縄国際映画祭で審査員特別賞にあたるゴールデンシーサー賞(金石獅子賞)を受賞した品川監督は、沖縄から持ち帰ったトロフィーを持参し「1年前に映画は完成して、今日こうして公開できる日を心待ちにしていました。キャストとそろってこういう日を迎えられたのは何よりの幸せ」と感無量のあいさつ。さらに窪塚が「みんなの才能を引き出すことにかけて、天才的だと思った」と語るなど、キャスト一同から名監督と持ち上げられ「バラエティーとの扱いの違いに、今酔いそうです」と感動にひたっていた。
同作は「悪夢のエレベーター」などで知られる木下半太の同名小説の映画化。人生の一発逆転を賭けた銀行強盗を成功させた3人の強盗犯の仲間割れと、金を狙う裏社会の大物たちとの争いを怒濤(どとう)の勢いで描く。(中村好伸)
映画『サンブンノイチ』は4月1日より全国公開