マキタスポーツはキムタクに似ている?妻の勘違いにボヤき節
お笑い芸人でミュージシャン・俳優のマキタスポーツが26日、都内で行われたインド映画『マッキー』のDVD発売イベントに出席し、ヤキモチ焼きの奥さんについてボヤき続けた。
本作は、ハエに生まれ変わった青年が、愛する女性を守るため、自分を殺したマフィアに復讐(ふくしゅう)する姿を描くアクションコメディー。ヒンディー語で「ハエ」を意味するタイトルにちなみ、“マッキー”タスポーツとして出席したマキタは「芸能界の“マッキー”といえば槇原敬之さんじゃないの?」とおどけつつも、「娘が二人いるので、彼女たちと観てみたいなと思った映画です。荒唐無稽だけど、明快でご都合主義的なところがあっても嫌味じゃない。痛快な映画でしたね」と本作をすっかり気に入った様子だ。
またハエのリベンジを描いたストーリーにかけて「倍返しをしたい相手」を尋ねられたマキタは、「(自分の)奥さんですね」と返答。普段から愛情が足りないと言われているといい、「こういうことを話すとノロケだと思われるんですけど、『パパはキムタクに似ている……。いや、パパの方が年上だから、キムタクの方がマネしているんだ!』なんて言う人ですから。そもそも売れなかったタレントに全てをささげ、結婚するような女性だから普通じゃないんですよ」と語る。
近年は俳優業も好調で多忙な日々を送るようになったマキタだが、妻は「大いなる勘違いをしている」といい、「外に出たらパパが、(女性に)ほっとかれるはずがない、モテるはずだと。僕なんてかなりほっとかれているのに」とボヤくことしきり。
そこで10年以上を共にして、3年前に結婚式を挙げたが「それで倍返しだ! と思ったら、その翌日から奥さんがマリッジブルーになった。暗い部屋でポツンと『この先、パパと二人で連れ添っていいのかわからない』と。全然倍返しできていない。かなりつらい」とこぼすマキタ。「生まれ変わっても、奥さんと結婚したい?」という質問にも、間をおいて「はい……」と回答し、その低いテンションに会場は笑いに包まれた。(取材・文:壬生智裕)
映画『マッキー』DVDは3月28日発売(税込み価格:3,990円)