ターミネーターも年を取る?シュワルツェネッガー、等身大のキャラクター像を明かす
人気SFアクションシリーズ『ターミネーター』の最新作『ターミネーター:ジェネシス(原題) / Terminator: Genesis』で、ターミネーターは年を取っているかもしれない。MTVのインタビューに応じたアーノルド・シュワルツェネッガーが明かした。
昨年は『ラストスタンド』で10年ぶりに単独主演を飾るなど、衰えを見せないシュワルツェネッガーだが、彼も御年66歳。新エピソードへの出演は挑戦的なことだと明かす。「やりがいがあるだろうね。新しい監督(アラン・テイラー)だし、かなりアクション満載の映画になるから。あと66歳になってこんなアクションをやるとなると、ときどき困難なことがあるんだよ、30代や40代のときと比べると」と述べている。
しかしフォローとして、マシンであるのはターミネーターの内側だけであると切り出したシュワルツェネッガー。「マシンの上にあるのは人間の肉体なんだ。ターミネーターの肉体も年を取る、人間誰しもそうなるようにね。そこまで速くないかもしれないけれど。でも確実に年を取っているんだ」と、シュワルツェネッガーの等身大のキャラクターになることを示唆している。
また続けて「ターミネーターはタイムトラベルを多く扱ってきたし、若いT-800も出てくるだろう。だとしたら、彼が再プログラミングされたときに何をしでかすのか。誰が彼を捕らえておくのか。それがこの映画のおもしろいひねりになるだろう」と意味深なコメントも残している。
『ターミネーター:ジェネシス(原題)』は2015年7月に全米公開予定で、4月より撮影が行われる予定。(山口浩太)