竹富聖花、D-BOYS池岡亮介の発言に赤面
28日、映画『1/11 じゅういちぶんのいち』の川崎ご当地完成披露試写会がTOHOシネマズ川崎で行われ、D-BOYSの池岡亮介、竹富聖花、片岡翔監督、サッカー元日本代表選手で横浜FC監督の山口素弘が来場した。
中村尚儁原作の人気漫画を映画化した本作は、一度はサッカーを諦めた主人公の安藤ソラ(池岡)が周囲の人々と関わるうちに、再びサッカーへの情熱を取り戻していく姿を描いた青春映画。等々力陸上競技場や登戸の河川敷など、本作の重要なシーンが川崎周辺で撮影されていることから、川崎で完成披露試写会が行われることになった。
サッカーのユニフォーム姿で登場した池岡は、「温かくなってきたとはいえ、この格好は寒いなと思いますが」と照れくさそうに笑いながらも、「ロケ地である川崎で舞台あいさつができて、うれしく思います」とあいさつ。
さらに登戸の河川敷での撮影を振り返り、「河川敷の撮影は『ほっこりする』という表現がピッタリ。人もそうでしたが、猫がかわいいんですよ。猫が通るたびに、竹富さんと『猫だ、かわいいね』なんて言い合っていました」と切り出すと、会場に向かって「竹富さんって猫っぽいですよね」と同意を求める池岡。
「うんうん」とうなずく観客の姿を確認した池岡は、「実は現場では竹富さんの横顔を見ながら、猫が2匹いるなと思ってほっこりしていました」とニッコリ。まさかの池岡のコメントに竹富は「わたしを見ていたなんて気づかなかったです」と頬を赤らめ、そんな二人のやりとりに会場もほっこりした雰囲気に包まれた。
本作にはサッカー元日本代表の山口もサッカーコーチ役で出演しており、「ずっと緊張していた」という山口に対して、片岡監督は「こちらの指示をすっと受け入れてもらえた。サッカーだけでなく役者の才能もあると思います」と称賛する一幕もあった。
なお、シネ・リーブル池袋(東京)とシネ・リーブル梅田(大阪)では、将来JリーガーやなでしこJAPANを目指すサッカー大好き少年少女(小学生)を対象に、本作の鑑賞料金を500円にするサービスを実施する。(取材・文:壬生智裕)
映画『1/11 じゅういちぶんのいち』は4月5日よりシネ・リーブル池袋、TOHOシネマズ川崎ほか全国公開