モデル田中美保、夫・稲本選手との結婚生活は「さみしいけど待つ」
モデルの田中美保が29日、シネマート新宿で行われた映画『セインツ -約束の果て-』初日トークイベントに来場し、一昨年末に結婚した夫で元サッカー日本代表の稲本潤一選手との結婚生活を語った。
本作は、1970年代のアメリカ・テキサスを舞台にしたドラマ。男女二人組の強盗、ボニーとクライドの生きざまを描いた映画『俺たちに明日はない』の現代版ともいうべき本作は、「もしもボニーとクライドが生き延びたら?」「もしも二人の間に子どもがいたら?」という「もしも」を感じさせるような骨太な作品になっている。
本作に登場するボブ(ケイシー・アフレック)は、ルース(ルーニー・マーラ)の身代わりとなって刑務所入りとなり、二人は離ればなれとなりながらも、密かに愛を育むこととなる。それを踏まえて、田中には「川崎フロンターレに所属する稲本選手とは、合宿や遠征などで離ればなれになることも多いのでは?」という質問も出たが、田中は「今年も遠征に行ったりしてさみしいですけど、それでも家でだらだら過ごしたり、お友だちと過ごしたりして待っています」と普段の生活ぶりを告白。
この日はビンテージTシャツ・セレクト・ショップ「HELLO//TEXAS」のオーナー・三好智之氏も登壇しており、三好氏から「田中さんは待つ男と追う男とどっちがいいですか?」と質問された田中は「それは悩みどころですが、どっちも持っているといいですね」とニッコリ。その答えを聞いた三好は「稲本選手は中盤の選手なので、守りも攻めもできますからね。素晴らしい」と笑顔を浮かべた。
本作を鑑賞した田中は「心にグッとくる、愛って何だろうと考えさせられるような映画でした」とコメント。一方の三好氏も「映像がかっこよかったですね。映像の質感など、暗い感じがよかった」と本作に好印象を抱いた様子を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『セインツ -約束の果て-』はシネマート新宿ほか全国順次公開