「いいとも!」最終回、視聴率は16.3%! 32年間の平均視聴率は11.5%
3月31日に放送されたフジテレビの看板番組「笑っていいとも!」最終回の視聴率が16.3パーセント(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したことが明らかになった。また、1982年10月の番組開始以来、全8,054回の平均視聴率は11.5パーセント。これは、他局の同時間帯の視聴率が残っている1989年以降では、25年連続で民放同時間帯年間視聴率の横並びトップとなる数字だ。
最終回では、最後のテレフォンショッキングのゲストとして、ビートたけしが登場。タモリに対して表彰状を読み上げたほか、デビュー当時のエピソードを披露するなどした。そして最後は、恒例となっているタモリの「明日も見てくれるかな?」の掛け声に、観客が「いいとも!」と答えて、32年の歴史が締めくくられた。
また、同日20時から放送された「笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号」は28.1パーセントという高視聴率を獲得。瞬間最高視聴率は、出演者全員による「ウキウキWatching」の大合唱が放送された23時10分で、33.4パーセントだった。同番組には、タモリをはじめとした新旧レギュラー出演陣、吉永小百合、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるずなどが出演した。
「笑っていいとも!」では、2002年4月5日に放送5,000回を迎えたことで、タモリが「生放送単独司会世界記録」としてギネス世界記録(R)に認定され、以降記録を更新し続けていたが、このたび3月31日の最終回放送までの数字が改めてギネス世界記録に認定されることとなった。さらに、放送8,054回という数字も「同一チャンネルによる生放送バラエティ番組の最多エピソード数」として新たにギネス世界記録に認定された。(編集部・福田麗)