『アオハライド』が本田翼×東出昌大で実写映画化！
別冊マーガレットで連載中の少女マンガ「アオハライド」が、本田翼と東出昌大のダブル主演で実写映画化されることが決まった。監督・スタッフには三木孝浩監督をはじめ『僕等がいた（前・後篇）』チームが再結集し、富山＆長崎でのオールロケという1か月の“合宿”製作で、累計発行部数470万部の大人気少女マンガの映像化に挑む。
映画『アオハライド』は、中学時代の初恋の人・馬渕洸（東出）と再会し、再び惹（ひ）かれていく高校生・吉岡双葉（本田）の一生懸命な青春と恋愛模様を描き出す作品。タイトルの「アオハライド」は、「アオハル（青春）」と「ライド（乗っていく）」を掛け合わせた造語となっている。
ショートカットがトレードマークの本田だが、「双葉に近づきたい」という本人の希望から、本作では20センチのエクステを着け、徹底的な演技アプローチに挑戦するという。本田は「自分は人見知りで引っ込み思案な性格なので、双葉ちゃんみたいに真っすぐで素直な女の子に憧れていました。今回の作品を通して自分も変われたらいいなと思います」と意気込んでいる。
NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」での好演も記憶に新しい東出は、「原作のきれいでスタイリッシュな魅力を最大限に生かして、『実写もすてき』と原作ファンの方たちにも言っていただける作品を作れればと思います」とコメント。原作の咲坂伊緒はそんな2人に「双葉役の本田さんには嫌味なくかわいい女の子を、洸役の東出さんにはそっけないようで冷たくなりきれないという男の子をそれぞれすてきに演じていただけるのではないかなとわくわくしています」と期待を寄せている。
そのほか村尾修子役にテレビドラマ「GTO」の新川優愛、小湊亜耶役に『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の吉沢亮、槙田悠里役にテレビドラマ「37歳で医者になった僕 ～研修医純情物語～」の藤本泉、田中陽一役に『偉大なる、しゅららぼん』の小柳友が決定。フレッシュなキャストの指揮を執る三木監督は「経験に縛られ、自分の身を守るよろいで足取りの重くなった大人たちにこそ観てほしい。そんな映画にしたいです」と展望を語っている。（編集部・市川遥）
映画『アオハライド』は12月全国公開