ジョニー・デップ、テレマ経験あり 初めての演技は電話での販売勧誘
俳優のジョニー・デップは、役者になる前に電話で販売勧誘をするテレマーケティングの仕事をしていたことがあるという。
「電話でペンを売っていたんだ。赤の他人に偽名で電話をして、ペンを12ダース買えば、振り子時計やタヒチへの旅行がもらえますと勧誘する仕事をしていた。最低だったよ。でも、あれが僕の初めての演技だったと思う」とジョニーはInterview誌に語っている。
ジョニーはこのテレマーケティングで男性にペンを売った後、罪悪感を感じ、すぐに解約をするよう説得したとのこと。
「男性に12ダースのペンを売ったところ、彼はタヒチの旅行について聞いてきた。自責の念に駆られたので『こんなペンは買わない方が良い。これは詐欺だ。振り子時計も建材のプレスボードで作られたものだ。タヒチ旅行もウソだ。申し訳ない』と言って、解約をさせたよ」と話した。
テレマーケティングのほかにも車の整備士の仕事をしたというジョニーは、そこでも成果を上げられなかったらしい。
「ガソリンスタンドで働いていたら、修理工場に連れて行かれて整備士の仕事に就かされた。車の知識はほとんどないと告げると、指示通りにすれば大丈夫だと言われたんだ。でも大丈夫じゃなかったよ。ある車のタイヤを全部取り外してアラインメント調整をしてからタイヤを車に付け直したんだけど、運転手が車で走り去ろうとした途端、左後ろのタイヤが外れたんだ。もちろんその場でクビになったよ」と語っている。(BANG Media International)