エメリッヒの新作主演は『戦火の馬』ジェレミー・アーヴァイン!
映画『戦火の馬』や『レイルウェイ 運命の旅路』の俳優ジェレミー・アーヴァインが、『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』などの大作を手掛けたローランド・エメリッヒ監督の新作『ストーンウォール(原題) / Stonewall』の主演に決まったとDeadline.comが伝えた。
本作は、1969年6月28日、ニューヨークのグリニッチビレッジにあった、ゲイやトランスジェンダーたちが集まるバー、ストーンウォール・インで起きた暴動事件を描く。本件は、それまで権力の圧力を前に沈黙してきたゲイたちが、警察たちにガラス瓶を投げたり悪態をついたりして、初めて大規模な反撃に出た事件。1970年代に起こっていく同性愛者らの権利獲得運動に大きな影響を及ぼした。
エメリッヒは、暴動事件を背景に、ある若い男性が政治に目覚めていくさまを描く。映画『ニューヨーク 最後の日々』の脚本や、テレビシリーズ「ブラザーズ&シスターズ」の企画・製作総指揮を担当したジョン・ロビン・ベイツが脚本を担当する。
アーヴァインは現在、映画『カレ・ブラン』のジャン=バティスト・レオネッティ監督、マイケル・ダグラスと共演のスリラー映画『ザ・リーチ(原題) / The Reach』がポストプロダクション中であるほか、映画『シャイン』のスコット・ヒックス監督作『フォールン(原題) / Fallen』、『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』の続編である『ザ・ウーマン・イン・ブラック:エンジェルズ・オブ・デス(原題) / The Woman in Black: Angels of Death』が共に撮影中で、2015年に公開を控えている。(鯨岡孝子)