ブレイク中の俳優・窪田正孝、舞台あいさつでの堂々たるトークを絶賛される!
12日、映画『ガチバン ULTRA MAX』初日舞台あいさつがシネマート六本木にて行われ、主演を務めた窪田正孝、山田裕貴、鈴之助、そして元木隆史監督が登壇した。NHK連続テレビ小説「花子とアン」で吉高由里子演じる安東はなの幼馴染役・木場朝市を演じるなどブレイク中の窪田は、作品の見どころなどを流暢に語ると、元木監督や向井達矢プロデューサーからトークの成長ぶりを絶賛された。
窪田演じる黒永勇人について「年齢と共に成長し、守るものができたことにより、強くなった部分もあるけれど、逆に弱いところも出てくる。悲しいけれどこれが成長なのかもしれません。今回の作品にはそういう悲しさと温かさがあります」と本作への熱い思いを語ると、窪田の成長を見てきた元木監督と向井プロデューサーは「ここ数年でものすごくちゃんとしゃべれるようになったね」と主演としての堂々たる姿に賛辞を送った。
そんな窪田と対峙する安藤忠臣を演じた山田は「窪田くんの演技が好きで、いつか一緒にやれたらと思っていたので、本作で相手役を演じられてうれしかった」と笑顔を見せると窪田も「(山田の)目の力が強くて『来た、怖い』って思ったぐらい迫力がありました」とガチバンシリーズ初参加の山田の演技に心酔している様子だった。
くしくもこの日は、同じヤンキー映画である『クローズEXPLODE』も公開初日を迎えたが、元木監督は「すごいヤンキー映画の初日が昼間にあったのに『ガチバン ULTRA MAX』を選んでくれてありがとう」と洒落っけたっぷりにファンに感謝の意を述べると「21作目を迎えましたが、毎回趣向を凝らしてやっています。どこまで続くかわかりませんが、観てくれる人に『次はこんな手か!』と思っていただけるようにこれからも作っていきたい」と更なる飛躍を誓っていた。
本作は、ヤンキーたちの激しいバトルと友情を描いた青春アクションシリーズ第21弾。場末のスナックで用心棒をしている黒永勇人(窪田正孝)や、勇人をよく思っていない暴力団の構成員である安藤忠臣(山田裕貴)らが、金・仁義・裏切り・嫉妬・愛情などの渦巻く感情によってバトルを繰り広げるさまを描く。(磯部正和)
映画『ガチバン ULTRA MAX』はシネマート六本木にてレイトショー公開中