アニメ「カイト」の実写化作品の米配給会社が決定、アメリカでも本格的に公開!
日本の成人向けのアニメ「カイト」のハリウッド実写化作品の米配給権が、アンカー・ベイ・フィルムズに正式に決定したことがDeadlineや複数のメディアによって明らかになった。
このアニメ「カイト」は、「テガミバチ REVERSE」の梅津泰臣が原案/脚本/キャラクターデザインを務めた作品で、女子高生、砂羽が自分の両親を殺害した刑事に復讐するというもの。監督は、当初映画『デッドコースター』のデヴィッド・R・エリスが企画していたが、昨年撮影のために滞在していた南アフリカで急死し、その後南アフリカのラルフ・ジマンが監督を引き継いだ。
キャストには、米版のサワ(アニメでは砂羽)役には映画『アンダーワールド 覚醒』のインディア・アイズリーが挑戦し、警官カール・エイカー(アニメでは赤井)役をサミュエル・L・ジャクソンが演じることになっている。
そしてこのたび、アンカー・ベイ・フィルムズがアメリカとカナダの配給権を獲得し、さらにDVD、インターネットのデジタル配信、ビデオ・オン・デマンドの権利も獲得した。一方、海外の配給は昨年カンヌ国際映画祭で契約を結んだワインスタイン・カンパニーが行うことになっている。ハリウッド映画として、どのように仕上げていくか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)