サザエさんの街、桜新町に新名所誕生!オシャレな「サザエさん」カフェがオープン!
「サザエさん」の街として知られる、世田谷区桜新町のカフェ「Lien de SAZAESAN(リアン・ドゥ・サザエさん)」のプレオープンイベントが18日に行われ、そのユニークな内容が明らかになった。
サザエさんの街、桜新町にできた同カフェは、フランス語で「絆」を意味する「リアン」を店名に冠し、サザエさんを通じて人と人とが出会う場所を提供するという。外観はナチュラルなアースカラーを基調とし、屋内は清潔感あふれるかわいらしい雰囲気だ。
目玉メニューは、サザエさん(白あん、もんじゃ)、波平さん(小倉あん、もんじゃ)、タマ(カスタード)の形をした「サザエさん焼き」。見た目だけでなく、食材にもこだわった「サザエさん焼き」は、香りが立つようオリジナル配合にこだわった小麦粉と、神奈川県内にある自社養蜂園で収穫された生ハチミツをぜいたくに使用。ふっくら、とろけるような舌触りが楽しめる。価格も150円から200円と非常にリーズナブルだ。
1969年10月5日から放送が開始された「サザエさん」は、今年の秋に放送45周年を迎える。店内の壁には、「1991年:次週予告のサザエさんのセリフが“ンガググ”からじゃんけんに変更」「1997年:フジテレビのお台場移転に伴い、磯野家改装」など、サザエさんの歴史がパネル展示されており、サザエさん45年の歴史をたどることができるようになっている。
本カフェのプロデュースを行った、株式会社フジテレビジョンの松崎容子アニメ開発部長は「もともと(桜新町にある)長谷川町子美術館には、『サザエさん』のアニメの歴史がわかるような展示がなかったんです。ですから、長谷川町子美術館にいらっしゃった方にこちらのカフェに来ていただいて、『サザエさん』の歴史を知ってもらい、親子の会話のきっかけとなるようなスポットになれば」と期待する。サザエさんの街、桜新町の新たな名所で、楽しいティータイムが過ごせそうだ。(取材・文:壬生智裕)
桜新町のカフェ「Lien de SAZAESAN(リアン・ドゥ・サザエさん)」は4月19日11時よりオープン