唐沢寿明、「半沢直樹」超えに自信! 「倍返しするぞ!」
俳優の唐沢寿明が20日、千代田区の丸ビルホールで行われたTBS系ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」特別試写会に出席、「半沢直樹」超えに自信を見せた。この日はほかに、檀れい、石丸幹二}}、立川談春、江口洋介らも出席した。
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昨年の流行語大賞「倍返し」が話題を集めた大ヒットドラマ「半沢直樹」の原作者、スタッフが再集結した本ドラマ。倒産の危機を迎えた中堅精密機器会社の存亡をめぐるドラマを軸に、その会社が所有する社会人野球部の廃部を賭けた攻防戦をからめて描きだす骨太のドラマだ。「半沢直樹」ヒットの要因の1つとして、女性層の支持を集めたことが挙げられるが、女性限定で行われたこの日の試写上映後も拍手が鳴りやまず、この日の観客は深く満足した様子だった。
くしくも、日本テレビ系で放送が開始となった池井戸潤原作のドラマ「花咲舞が黙ってない」が好発進中。そのことを受けて、「プレッシャーは?」と質問された唐沢は「ちょっと他局は観ていないので分からないが、これからもがんばっていただきたい」とエールを送りつつも、「僕は自信がありますね。よくできているし、気持ち的には、半沢直樹は超えていると思う」と語るも、その言葉に会場からはクスクス笑いが。すかさず「笑うと倍返しするぞ!」とぶちまけて、会場を沸かせた唐沢は、「数字うんぬんではなくて、いい大人が一生懸命作ったものなので、その情熱は伝わると思います」と付け加えた。
一方、唐沢とはドラマ「白い巨塔」以来、10年ぶりの共演となる江口は「池井戸さんの本は、サラリーマンものであっても、悪代官のようなキャラクターが出てきたりと、活劇のよう。これから後半に向けて、台本があがるのが楽しみ」とこちらも充実した表情。さらに「半沢直樹」では主人公と敵対する浅野支店長にふんした石丸は、今回は野球部存続に奔走する総務部長兼野球部長にふんする。「今回は悪い役じゃなくてよかった」と笑顔を見せ、笑いを誘っていた。(取材・文:壬生智裕)
ドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」は4月27日夜9時よりTBS系にて放送開始