TKO木下隆行、坊主頭はよゐこ有野の助言がきっかけ
お笑いコンビTKOの木下隆行が26日、「ニコニコ超会議3」の松竹芸能ブースで行われた青春剃毛映画『スイートプールサイド』のトークイベントに出席し、自身や相方の木本武宏がかつて持っていたという毛の悩みを笑いながら告白した。この日はほかに、原作者の押見修造、松居大悟監督、剃毛ガールズも出席した。
本作は毛がないことがコンプレックスの高校1年生の太田(須賀健太)が、毛深いことがコンプレックスの水泳部女子・後藤綾子(刈谷友衣子)から、自身の毛をそってほしいと懇願されることから始まるドタバタを描いた青春映画。
木下は生徒にいじられがちな高校教師役で本作に出演。「青春時代、誰しもが必ず体験したのではないかという題材で、懐かしくもあり、切なかった」と作品についての感想を述べ、「現場は楽しい学校の空気感があふれていました。めちゃくちゃ楽しかった」と撮影を振り返った。自身が演じた教師像についても「こんな教師おったなと思いながら演じていました」とコメントした。
また、主人公の毛がないというコンプレックスにも人一倍共感した様子で、「自分も20代後半から毛が薄くなって、それを見られるのが嫌でずっと帽子をかぶっていたんですけれど、よゐこの有野(晋哉)さんから『帽子なんかかぶっていても全然面白くないで』と助言されたのがきっかけでやめました」と告白。「その後は毛をそって坊主にして、逆にそれを笑いの武器にするようになりました」と明かした。
毛の悩みは相方の木本も持っていたといい、「小学生の時、あそこの毛が生えるのが人より早くてコンプレックスだったみたいです。修学旅行で友達に見られるのを恐れて、全部そってみんなとお風呂に入ったら、まわりは全員生えていて、逆に恥をかいたと言っていました」と知られざる剃毛秘話で会場を盛り上げていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『スイートプールサイド』は6月14日より全国公開