世界的ホラー映画祭の公認イベント、今年も秋に国内4都市で開催決定!
2012年より、国内で開催されているホラー映画の祭典「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」が、今年も開かれることが決定し、今年度の上映作6作品のラインナップとともに、27日、ニコニコ超会議3のイベントで発表された。イベントには、お笑いコンビのオジンオズボーン(高松新一、篠宮暁)、ピーマンズスタンダード(吉田寛、南川聡史)、三日月マンハッタン(又吉隆行、仲嶺巧)の3組が登場し、予告編を見ながら、映画のキャッチコピーを大喜利ふうに披露しあい、盛り上げた。
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今年の上映6作品(下のリスト参照)も、あの『霊幻道士』のリメイク(『キョンシー』(仮題))や、サイコ・スリラー(『ボーグマン』(仮題))、ゾンビもの(『ゾンビ・リミット』)、病棟もの(『パトリック 戦慄病棟』(仮題))、コメディタッチのスプラッター(『モーガン・ブラザーズ』(仮題))とバラエティに富むラインナップ。例えば『キョンシー』(仮題)のキャッチコピーでは、6人は「キョンシーびんびん物語」(篠宮)、「今日、死」(又吉)「前へ呪え」(仲嶺)など、次々に名(迷)案を発表していった。
6作品のコピーが出揃い、ネット投票で本日の優秀コピーライターを決めようとしたのだが、結果は篠宮、吉田、南川が20%、又吉が30%、高松10%、仲嶺が0%という、たいへんザックリした数字に。MCの高松は「投票した人、ひょっとして10人?」と、厳しい現実に思い当たった様子。これもまたホラーか!? 大学時代には映画監督を目指していたという吉田の「楽しんだ分 寿命が縮む」や「一、二、三、四ッチェス、四ッチェス!!」(篠宮)など、本映画祭自体のキャッチコピーを最後に見せ合って、少しだけ会場を納得させていた。
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」は、スペイン・バルセロナ近郊の街・シッチェスで行われる「シッチェス映画祭」の公認イベントとして、東京、名古屋、大阪、福岡の4都市で開催されるホラー映画祭。40年以上の歴史を持ち、ファンタジーやホラー系では世界三大映画祭の1つである「シッチェス映画祭」での上映作から、選りすぐりの新作を国内で初上映するもので、今年が3回目。(取材/岸田智)
「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2014」は10月25日よりヒューマントラストシネマ渋谷(東京)、シネ・リーブル梅田(大阪)、シネマスコーレ(名古屋)、福岡中洲大洋(福岡)にて開催
『キョンシー』(仮題)(2013、香港 『キョンシー(原題)/ RIGOR MORTIS』)
『ボーグマン』(仮題)(2013、オランダ=ベルギー=デンマーク 『ボーグマン(原題)/ BORGMAN』)
『モーガン・ブラザーズ』(仮題)(2013、オーストラリア 『100ブラッディエーカーズ(原題)/ 100 BLOODY ACRES』)
『ゾンビ・リミット』(仮題)(2013、スペイン=カナダ 『ザ・リターンド(原題/ THE RETURNED)』)
『パトリック 戦慄病棟』(仮題)(2013、オーストラリア 『パトリック(原題)/ PATRICK』)
『トランストリップ』(仮題)(2013、チリ=アメリカ 『マジックマジック(原題)/ MAGIC MAGIC』)