ネットの世界だけを信じた英国人少年…衝撃の事件を基にしたスリラーが日本公開
実際に起きた衝撃的なインターネット犯罪を、映画『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガー製作総指揮で映画化した英国発のスリラー『U Want Me 2 Kill Him/ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム』が5月24日より新宿シネマカリテで公開されることが決まった。
映画『U Want Me 2 Kill Him/ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム』場面写真
基になったのは、チャットで知り合った女性に好意を抱いた16歳の少年が、インターネットの世界だけを信じて彼女の弟でもある友人をあやめてしまった……という2003年にイギリスで起きた事件。『悪魔の棲む家』(2005)のアンドリュー・ダグラス監督がメガホンを取り、匿名性の高いインターネットの世界に潜む、底なしのような恐ろしいわな、そして功罪を提起しながら、イギリスの法律が抱える矛盾と問題点にも切り込んでいる。
主演を務めるのは、ウィキリークスを題材にしたベネディクト・カンバーバッチ主演映画『ザ・フィフス・エステート(原題) / The Fifth Estate』に出演した若手俳優ジェイミー・ブラックリー。その他のキャストには、『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のトビー・レグボ、テレビドラマ「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」のジョアンヌ・フロガットなど。(編集部・市川遥)
映画『U Want Me 2 Kill Him/ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム』は5月24日より新宿シネマカリテで公開(「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション 2014」内で)