『大統領の執事の涙』の脚本家が作家J・D・サリンジャーの伝記映画の監督に決定!
小説「ライ麦畑でつかまえて」でおなじみの作家J・D・サリンジャーを描いた伝記映画『サリンジャーズ・ウォー(原題) / Salinger's War』で、ダニー・ストロングが監督を務めることがThe Hollywood Reporterによって明らかになった。
サリンジャーの小説がモチーフ!映画『ライ麦畑をさがして』場面写真
本作は、映画『大統領の執事の涙』や『ハンガー・ゲーム』シリーズ第3、4弾を手掛けた今最も注目される脚本家の一人、ダニー・ストロングが、作家ケネス・スラウェンスキーの伝記本「サリンジャー 生涯91年の真実」を脚色し、そしてこのたびメガホンも取ることになった。
製作は、ブラック・レーベル・メディアが製作資金を提供し、映画『P.S. アイラヴユー』のモリー・スミスが、映画『世界にひとつのプレイブック』のブルース・コーエンと共に担当することになっている。
今作では、J・D・サリンジャーが1940年代にニューヨークの文学界でキャリアを確立しようとした時期から、第2次世界大戦を経て、その経験から名作「ライ麦畑でつかまえて」を執筆するまでの過程を描いた作品になるようだ。果たしてどのような作品になるのか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)