阿部寛、空港でアイドル並みのもみくちゃに!『テルマエ・ロマエII』台湾プレミア
阿部寛と上戸彩が現地時間1日、映画『テルマエ・ロマエII』のプロモーションで台湾を訪れ、レッドカーペットイベントと舞台あいさつを行った。
阿部寛&上戸彩に台湾が熱狂!!映画『テルマエ・ロマエII』フォトギャラリー
台湾で2012年8月に公開された1作目が、映画ランキングで2週連続1位を獲得したこともあって、現地でもテルマエ人気は絶大。この日阿部が空港に降り立つと、約100名のファンと報道陣が殺到し、転んでしまうファンも出るほどのパニック状態に。中には「阿部寛」と名前が入った手作りうちわを持参する女性ファンもおり、阿部は「人生で初めての経験だったので、めちゃくちゃ恥ずかしかったです」と照れくさそうに語った。
この日、1907年に創業した公衆浴場「瀧乃湯」などがある台湾の温泉地・北投温泉を訪れた二人は「台湾にこんな温泉があったなんて! 日本と勘違いしてしまいそう」と驚きの様子。阿部より1日早く台湾を訪れていた上戸は「昨日は冬虫夏草のお店でご飯を食べたり、台湾式マッサージを受けたり、スイーツを食べたり……台湾を満喫しちゃいました!」と台湾観光の報告をし、大満足の笑顔を見せた。
台湾で最も観客が入る映画館「台北信義Vie Show」で行われたレッドカーペットイベントも大盛況。阿部と上戸は、大雨の中1時間以上二人の到着を待ち続けた2,000人のファンと、香港や中国から集まった120媒体を超える報道陣に向かって「大家好!」「みんな愛してる!」と台湾語と北京語であいさつ。集まったファンから「かっこいい!」「かわいい!」と日本語の黄色い声援が飛び交った。
その後、舞台あいさつに登壇した二人は、「皆さんが雨の中、ずぶ濡れになって僕らを歓迎してくれたことがとてもうれしかった」(阿部)、「こんな声援を受けることはなかなかないので、日本に帰って落ち込んだときは、今日を思い出して元気になりたいです」(上戸)とあいさつ。台湾のファンの温かさに感激しっぱなしだった。
あいにくの雨となった初日舞台あいさつだが、台湾には「遇水則發」ということわざがあり「水に遭遇すると縁起がいい」といわれているそう。前作の2倍となる上映館数で公開されることとなった台湾でのヒットは間違いなさそうだ。
映画『テルマエ・ロマエII』は、日本で初日から4月30日までの5日間、観客動員84万人を突破。興行収入もすでに10億9,400万円を記録している。(配給調べ)(編集部・森田真帆)
映画『テルマエ・ロマエII』は全国公開中