岡田将生、苦手なスキップを生披露
俳優の岡田将生が5日、映画のロケ地にもなった立正大学付属高等学校で行われた映画『オー!ファーザー』の中高生親子試写会に忽那汐里、宮川大輔、藤井道人監督と出席。藤井監督から「リズムに何も乗ってない感じがかわいい」とも紹介されたスキップを生披露するなど、サービス精神満載のやりとりで大きな笑いに包んだ。
同作は「重力ピエロ」「ゴールデンスランバー」などの人気作家・伊坂幸太郎の小説を基にしたサスペンスコメディー。岡田は2009年の映画『重力ピエロ』以来となる伊坂作品の出演で、4人の個性的な父親と暮らす高校生・由紀夫(岡田)にふんし、風変わりな日常や監禁事件に巻き込まれるてん末を描いている。
撮影時に24歳ながら高校生にふんした岡田は、自身の高校時代のエピソードを聞かれると「高校生の時から仕事をしていたので、朝学校に行って昼から仕事をして、あまり体育祭とか文化祭に参加できなかったのがちょっと残念。あまり思い出したくないかな」と普通の高校生活へあこがれていた思いも口に。
その一方で、仕事がきっかけで家族と絆が生まれたことも明かし、「中学の時は反抗期が凄くて母親とは絶縁状態で。でも、仕事を始めて母親の大切さをすごくわかって。お母さんと買い物に行ったりするようになりました。仕事をしていなかったらそのままグレていたのかも」と当時の思い出を振り返った。
また、藤井監督から撮影中のエピソードとして「忽那さんがアドリブでスキップをしてくれて、岡田さんもシャイなのに急にしてくれたら下手すぎて」とスキップが下手な一面も明かされた岡田。生徒との質疑応答コーナーではスキップをリクエストされる一幕もあり、岡田は照れ笑いしながら挑戦するも、一歩目からうまく飛べずに失敗。宮川からは「嘘やろ!」と突っ込まれ、岡田自身も「スキップできないの」と開き直るなど、天然キャラを発揮して会場をほっこりとした笑いに包んでいた。(中村好伸)
映画『オー!ファーザー』は5月24日公開