エフレム・ジンバリスト・Jrさんが死去 95歳 テレビドラマ「FBI」で日本でも人気
米俳優のエフレム・ジンバリスト・Jrさんが現地時間2日、カリフォルニア州にある自宅で死去した。95歳。
エフレムさんはバイオリニストのエフレム・ジンバリストの息子として、1918年にアメリカ・ニューヨークで生まれた。第2次世界大戦に従軍した後、俳優デビュー。1958年に開始したテレビドラマ「サンセット77」で注目を浴びると、1965年からはテレビドラマ「FBI」(別題「FBI アメリカ連邦警察」)でメインキャラクターのアースキン捜査官を演じた。同作は日本でもTBS系で放送され、高い人気を博した。
映画作品にも多く出演しており、1967年の『暗くなるまで待って』ではオードリー・ヘプバーンふんするヒロイン・スージーの夫サムを演じたことなどで知られている。近年は声優としても活動しており、テレビアニメ「バットマン」では執事アルフレッドの声を担当した。
娘のステファニーも女優であり、ピアース・ブロスナンと共演したテレビドラマ「探偵レミントン・スティール」でブレイクを果たした。(編集部・福田麗)